いろいろな作業の合間に進めていたので時間が掛かってしまいましたが、桜の木でできた丸膳のページをウェブショップにUPいたしました。
コーヒーポットにカップ、飯椀に汁椀、どんぶりに豆皿など、いくつかの使い道での大きさがイメージしやすいように写真も用意しましたので是非ご覧ください。
夏になったらおそうめんのセットなんかもいいなぁと思います。瓶ビールにコップ、枝豆なんかもいいなぁ。あんなのも、こんなのも。想像ふくらむ道具です。
それから、3月の神楽坂店のopen予定もUP。ギリギリですいません; 3月は奥会津などを訪ねることにしていて、3週目はお休みです。ごっそりお店をお休みにするのは(自分の中では)久しぶりのような気がしてちょっとドキドキ。
神楽坂店をオープンして、最初の年はわりとあちこちに出掛けたような気がします。たまには旅に出て、その土地のことを含めて紹介していく形が継続出来るよう、今の小さな神楽坂店とそのやり方が生まれ、そのようにやっていたのですが、2年目はどちらかというと保守的だったような。
お店を知ってくださる人が少しずつ増え、お客様と直接お話をしたり、メールのやりとりをしたり、いろいろな嬉しい時間や出来事が増え、それが守りたい時間や事となったのが大きいのだと思う。
が、その反面、旅に出ない自分はソワソワ、ソワソワ。いろんなところに行って、人と会って、話を聞いて、見付けた面白いものや素敵なことを人に伝えたかったのではないのですか、私。今年はもう少し、フットワークを軽く、初めての土地にも行ってみたい!と考えています。
旅に出たからといって、お店に結びつく出会いがあるとは限らない。それでもやっぱり、自分であちこち行って、見て、感じたことはいずれ何かに繋がっていくんだと信じて。小さなjokogumoがじっとしているのでは、ただの小さなお店になってしまいますぜ。
一体誰が誰に説いているのかよくわかりませんけども、2011年の旅宣言!でした。
今日の東京はまさに「春らしい」お天気。風は強かったけど、春っていいなぁ〜、ぽかぽかってシアワセだなぁ〜なんてしみじみ感じました。今日のこの風は春一番だそうですよ。神楽坂を散策する人もたくさんで、何だか土曜日みたいな雰囲気だった。
とはいえ、花粉症の人には決してシアワセとは言えない季節でもあります。お店にもマスクの方や鼻をかむ方、くしゃみの方、続出でした。
私は今のところ目がかゆくなるのと、よっぽど花粉が飛んでいる日にくしゃみがで出るくらいの軽い部類ですけども、花粉症っていつそれが豹変するかわからないから恐怖です・・・。
さて、今日はこの間blogでご紹介した桜の丸膳の大きさがイメージしやすくなるように、飯椀と汁椀をのせた写真を撮りました。あとは小鉢や豆皿などが、大きさにもよりますが1〜3品分くらいのせられる感じでしょうか。私は小さなものが好きなので、小振りでかわいらしい器をいくつものせたいタイプ。
限られたスペースをどんなふうに使うか、好みや性格が表れそうです。
以前に載せた、庭の謎のふきのとうの話。写真を人に見せたりして情報が少しは集まったのですが、山菜に詳しい人も「ふきはふきでも苦くて食べられないやつじゃないか。」「普通は食べない種類じゃないか。」という話だった。
え〜、そんなぁ。
「いつか自家製ふきのとうが食べられちゃったりするんだろうか♪」と2年前からひそかに楽しみにしていた私はどうにも諦めきれずにいたのでした。
そうしてしつこく様子を観察していると、ななんとだんだんとふきのとうらしくなってきたではありませんか。中に花の蕾が見えるようになって、確信。これは天ぷらとかにして広く食べられているふきのとうに違いない、きっとそうだ。そして決意。
「食べましょう。」
なぜそこまで食べたがっているのか自分でもよくわかりませんが、食べないことには納得できない(笑)。
この日はちょうど日本酒に合うというチーズを買っていたので、そこに通ずる感じ(?)を目指し、ふきのとうとしらすの味噌入り豆乳クリームパスタなるものにしてみました。ソースを作って味見してみる。わぁ〜普通にふきのとうの味!苦味が美味〜。春〜♪
まさか本当に庭に植えたフキからふきのとうが出てきて、それを食べられる日がくるなんて。謎も解け、大満足でございました。次はタンポポが出る頃に、タンポポの葉っぱサラダだ!
桜の丸膳 Ф28cm 7,875円
神楽坂店にはすでに並んでいますが、HPへの掲載準備中です。
コーヒーや紅茶のセットを運ぶお盆として、それからひとりご飯のお膳にもなります。飯椀と汁椀と小鉢をのせて、大きさがイメージしやすい写真も用意しようと思います。
木のトレー、使ったときの「ちゃんとしている」感が好きで、うちのものも四角いのやら丸いのやら、だんだんと増えてきました。
やっぱり無垢の木はいいので、昔手に入れたそうでないトレーは食器棚の中へ。いろいろなお湯呑をそのトレーにのせて収納。必要なときは引き出し式に手前に出して好きなお湯呑を取り出します。奥のものもトレーを回転させれば(丸トレー)いいので便利です。
ウェブショップ、2月に入って飛ばしすぎてしまったためにしばらくいろいろな作業が立て込んでおりましたが、目処が立ったのでようやく更新。
まず、新藤佳子さんのコースター。メールで在庫のお問い合わせなどをよくいただくので、カートからご注文いただけるようにいたしました。
それから、くるみのトレーやカッティングボードもウェブショップ分をUPいたしましたのでどうぞご利用くださいませ。そのほか、篠竹のザルにおしぼり入れ、小久慈焼の片口も再入荷しています。
くらしの知恵と道具 jokogumo
喜界島工房、旬の黒砂糖が再入荷いたしました。2月の3日に収穫をして、4日に製糖したばかり。これの原料のさとうきびは、つい先週まで大地に根を張っていたのですね。
−さとうきびは栽培、場所、品種...いろいろな事で味や色が変化します。前回入荷したものとは畑もさとうきびの品種も異なるため、色や味も違いますが、その違いを楽しんでいただけたら幸いです。純黒糖はさとうきびそのもの。さとうきびに感謝、です。−
作り手の杉俣さんからのお手紙にはこのように書かれてありました。商品になってしまうと、私たちはついついその背景と切り離した「モノ」として見てしまいます。いつでもどこでも、同じものがそこにあるのを疑わず。
でもホントは違う。そうだよねぇ。お砂糖もお醤油も油もソースも何だって。
大量生産でない頃はきっと、買う方も味の違いなんかにはもっと敏感だったのかもしれません。いつものお店で「今日のは何か違うね」「あら分かる?とびきりいい材料が入ってね」なんて言ったりして。
さてさて。前回のと今回の黒砂糖をまじまじと眺めてみる。そう言われてみるとほんの少ーし色味が違うような。さらには固まりのを少し食べ比べてみる。どちらも美味しいには違いない。クンクン。鼻から息を抜きながら味わってみる。うん、確かにこれはそれぞれの風味です。おもしろい!
土地、植物、時期。それぞれに寄り添うように黒砂糖作りをする喜界島工房さんの姿に、私は共感する。そして、そのときに届く、自然からの贈りものの味を楽しみにしたいと思います。
前に買ったのがなくなりそうでまた買おうと思っていた、という方なんかおられましたら、全部食べてしまう前に食べ比べをするのも楽しいかもしれません。(でも敏感でない人にはわからないかも。我こそはという人は是非!)
今日は1日雨やら雪やら。とっても寒かった。
こんな日にもお店を訪れてくださったお客様、本当にありがとうございました。寒かったけど、おかげさまで今日もいい1日でございました。
写真は新しく届いた、山形の大沼養蜂さんのはちみつジャム。山形は果物の宝庫!県産の果物とはちみつだけで贅沢に作られています。あまり数はありませんのでウェブショップへの掲載はございません。ご了承ください。
先日大沼さんとお話をして、そういえばミツバチはどうしているんだろう?と訊ねてみると・・・
「ミツバチは今巣箱の中で子育てをしながら春をじっと待っています。」
山形もたくさんの雪が降りますから、巣箱は雪の中に埋もれているのだそうです。蓄えておいたハチミツを栄養にして、そこでじっと春を待っているのですね。人間もミツバチも、春は待ち遠しいものです。
Casa BRUTUS 2011年 03月号 の特集は「理想のキッチンのつくりかた。」個人的にもとってもたのしみにしていました。
キッチンは、道具もそうだけど空間も大事。よぉし、と張り切れたり、「ふっふ〜ん♪」と鼻歌歌ってしまうような。そんな場所であって欲しいと思います。
この号の表紙、なんてかわいいキッチン!見るだけでウキウキしてしまう。このほかにも、いろいろな人のいろいろなキッチンのカタチが紹介されていて、見所満載。早くじっくり読みたいです。
それから、中の「手仕事道具カタログ」にはjokogumoからのマタタビ細工やこけし栓抜きなども掲載されています。(カタログ内のコーヒーミルに、素敵なのがありましたー。)
キッチン特集大好きさんは是非!
新藤佳子さん、ホームスパンのコースター。小さなサイズはあとわずかですが、真ん中のサイズはもう少し在庫ございます。
お問い合わせをいただきましたので、こちらに写真を載せておくことにいたします。
size 12.5×12.5cm 各2,310円
ポットマットとしても使える大きさです。
表は羊の毛の色をそのまま生かしたホームスパン、裏は手洗い可のスエード地です。スエードが滑り止めの役目も担ってくれるので、トレーにのせてポットやカップを持ち運ぶときも安心。
ティーポットもそうですが、コーヒーのポットなんかも、こういうのの上にのせると断然素敵な感じ。せっかくのティータイム、コーヒータイムはいろんなコモノでもっと楽しくしたいものです。