2010.12.03 Friday
お湯呑のおざぶと岸野寛さん
新しく届いた新藤佳子さんのホームスパンのコースター。
お湯飲みと豆皿をトレーにセッティングするのに使ったら、お湯のみが座布団の上でかしこまっているようでとっても可愛らしい。
お湯呑と豆皿は伊賀、寛白窯の岸野寛さんの白釉。
蹴ろくろを使い、薪窯で焼く岸野さん。土や火の力とまっすぐに向き合う姿勢、繰り返すことから生まれる美しい形。おおらかさと緊張感。
岸野さんの手を通して生み出されるものには、自然と共に暮らしていた、人本来の力強さや謙虚さのようなものが「美しいもの」として存在しているような気がします。
知恵の詰まった手仕事のくらしの道具を扱うjokogumoで、そういったものに心動かされるお客様に、是非ご覧いただきたいとずっとずっと思っていました。念願叶っての、新たな取り扱いです。