... 別冊よこぐも手帖 ...

  くらしの知恵と道具 jokogumo−よこぐも− 
冬支度展 那須早苗さん

 

 

那須早苗さんと知り合ったのももう7年ほど前になります。出展されていたクラフトイベントにたまたまおじゃましていたのですが、わーっとした人混みの向こうにとてもきれいな色で編まれた作品が並んでいて、それはナチュラルカラーでありながらぱっと目を惹くものであったのを憶えています。

 

私は人が多いところが苦手なので少し落ち着いた頃に訪ねると、もう作品は多く残っておらず、かわりに那須さんの写真と言葉が綴られたフォトブックのようなものをゆっくりと見せていただいたのでした。

 

美しい写真、静かに綴られた言葉。それは那須さんの感性のかたまりのようなものであったのだけど、その繊細さとこれを自由に見られるようにしていることとのギャップが興味深くもありました。うまく言えないのですが、内なるものが外に開かれている、みたいな不思議な感じ。でもそういう感性こそが、静かであるけれどぱっと目を惹く存在感をもつものを生み出すのかも、なんて。

 

 

『指先に伝わる糸の感触から、羊の体を想像する、さらに羊が草をはむ景色が広がり、その土地に吹き渡る風や土の匂いが感じられるもの。そういう糸に触れていたいのです。』

 

これは那須さんに糸について伺ったときの言葉。

 

那須さんに出会ったときのことを思い返しつつこの言葉を眺めていると、interpriter【インタープリター】ふとこんな単語が浮かびました。通訳者のことですが、今改めて調べてみると「自然からのメッセージを通訳する人」という意味もあってどこかすとんときました。

 

写真、言葉、そして編むことがその役を務めている。そんなことを思いました。

那須さんからはアラン模様やかのこ編みのマフラーをはじめミトンやピンクッション、鍋つかみなどの小物も届いています。それぞれの糸のことなどもお話できますのでどうぞお気軽にお尋ねください。

 

那須さんは19日(土)の開店より13:00くらいまで在店くださる予定です。短い時間ですがより詳しいお話が聞けると思います。どうぞお楽しみに!

 

 

 

| 冬支度展2016 | 00:50






CALENDER
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
Twitterボタン