... 別冊よこぐも手帖 ...

  くらしの知恵と道具 jokogumo−よこぐも− 
樽桶展、終了!




司製樽の樽桶展。4日間という短い日程(しかも最初と最後が雨)ではありましたが、たくさんの方にお越しいただき無事に終了いたしました。ありがとうございます。

今回の展示をきっかけに初めて樽や桶などの道具をくらしの中に迎え入れたという方も多く、それは本当に本当に嬉しいことでした。すごい、すごい!展示の役割みたいなものを改めて感じた4日間です。

jokogumoで樽づくりの実演をしてもらったことも嬉しかったし、お客様と使い道やお手入れのことなどを同じ生活者の立場でお話できた時間も楽しかった。そして若き職人、原田くんの作ったものがご購入くださったみなさまのくらしの道具に加わる様子を想像すると本当にワクワクします。

お手入れのことを心配するお客様に「決まった職人がいれば大丈夫」という原田君。かかりつけのお医者さんがいれば安心なのと同じで、信頼の出来る職人との関係を築くこと。お店とお客様もそうだし、お店と作り手、使い手と作り手だってそうだと思う。何かあっても相談できて、直してもらえることがわかっていると安心です。

せっかくの素晴らしい樽桶文化がある日本。余計な不安はとっぱらって、この良さをもっと気軽に、もっと楽しむ暮らしがどんどん広がるといいなぁと思います。

お櫃や飯切は引き続き定番としてお店に並んでいます。桶もいくらか残しておく予定です。会期中はタイミングが合わなかったという方もまた是非お店に見にいらしてください。

改めまして、ご来店下さいましたみなさま、そして実演・在店くださった原田君に池上さんも、本当にありがとうございました。

| 樽桶展 | 20:42
樽桶展3日目。桶の使い道




樽桶展3日目は小さめの桶が人気でした。もともとお風呂の手桶として使える大きさ(22cm)で、中にお湯が入っている状態でも片手で持てるよう形や重さにも気を配ってデザインされています。試作しては奥様に使ってもらい、「持ちにくい」「重い」「手のかかりがわるい」などストレートなダメ出しを何度も受けとめ改善し、辿り着いた形なのだそうです。女性はシビアですからね(笑)。

おかげで本当に軽くて持ちやすい。でもこれ、別にお風呂で使わなくてもいいわけです。四国でよく見られるのは湯だめうどん(別名たらいうどん)。桶があればやりたくなりますよ。これからの季節におすすめです。それから私が夏場よくやるのは...氷を入れて酒器クーラーに!木は冷やしても水滴が出ないし、何より雰囲気もよい。ガラスの注器にもみじの青い葉なんか添えちゃったりなんかしちゃったり(この言い方、書いて今ふと自分で古さを感じたのですが古いの?大丈夫?笑)。ちょっといいお店気分で冷酒が味わえます。くぅー!

あと、今日はお客様とこれをお櫃的に使うのもいいかも。という話になりました。蓋は適当な大きさの木蓋をのせておけばよいのだし。お櫃は使うかどうかわからない、ハードルが高い、という人にもお櫃の良さを味わってもらうことができると思う。

桶は実は2サイズあって、昨日大きい方が完売、今日には小さい方が完売しました。最終日の土曜日に桶がないのは困るー!というわけで、徳島から急遽追加を送っていただくことになりました。12時のOPEN時には間に合わなさそうだけど、14時以降には届いている、かな。(期待!)

お櫃、飯切、味噌樽に漬物樽は明日のオープン直後でもすべてご覧いただけますのでいつでもお待ちしております。桶も見たい!という方は夕方以降が確実です。

写真は『お櫃三種三様』の図!
いちばん左が銅たが。今はぴかっとしていますがだんだんと落ち着いた色合いになります。
真ん中は竹たが。しばらくお店に展示しているものです(1年経っていないいかな?)。
そして右は今年採った竹をたがにしたもの。青々しています。真ん中のとは別物みたいに見えますが、この青味が抜けてくると真ん中のもののように落ち着いた色合いになります。この変化もまた愉しみのひとつ。

それでは、本日もご来店くださいましたみなさまありがとうございました!明日の最終日もお待ちしております。


| 樽桶展 | 19:03
樽桶展2日目(今日は味噌樽推し!)




樽桶展。「昨日来られなくて」という方や、昨日迷われていた方が「決めました」とお越しくださったり、今日もたのしい1日となりました。ご来店くださいましたみなさま、ありがとうございました。

今日は、樽でお漬物を作り、お味噌を仕込んでいるという方が!お味噌は表面にカビが生えるものだと思うけど、木だとどうなのかな。と昨日も今日も別のお客様とお話していたので、さっそく使い心地についてうかがってみました。

その方も以前はホーローの容器を使っていたのだそうです。私やほかのお客様と同じように、木ってどうなんだろう?と最初は不安に思っていたのだけど、使ってみると「とってもいい!」。お味噌もお漬物も前より美味しく感じます。ということでした。気のせいかもしれないけれど...とおっしゃっておられましたが、多分本当。よい菌が木をすみかにして、気持ちよく働いてくれているに違いない。

気になるカビについては、樽に仕込み、最後に酒かすで覆ってから木蓋をしておくと...
なんとほぼカビは生えないのだそうです。えぇ〜!
しかもその酒かすも最後にはたまりなどが染み込んで「それにお肉を漬けるとものすごく美味しくなるんです〜!」と... ひゃー!なんと素晴らしき副産物〜!

お客様に教えていただいているうちに私がどんどん欲しくなってきました(笑)。何だかすいません。
でも昔ながらの道具って、やっぱり使ってみないとわからないところがある。もちろんお店としてもそれなりの知識とか経験をつんでいくことを心掛けていますが、いち生活者同士として、こうして情報を共有できると嬉しい。そうしてまたそれを私がお客様に伝えていく、と。

核家族ばかりで上の世代から教わることがなかなか難しい時代だけど、興味のあるもの同士、くらしの知恵をみんなで紡いでいけるってとってもありがたいし、何より楽しい。お店がそういう場所であるっていうのもいいなぁと思います。

そんなわけで味噌樽、おすすめ!(笑) 展示は10月5日(土)までです。

※味噌樽、漬物樽は受注生産となっております

| 樽桶展 | 20:32
樽桶展 はじまりました!




司製樽「樽桶展」初日。
jokogumoで樽職人が実演してくれる日が来るなんて思いもしなかったなぁ。



これは「そっくい」というお米の接着剤を作っているところ。普通に炊いたご飯を練って練って、固めの糊にします。今は専用の接着剤(安全なもの)が使われることが多いのですが、原田くんは昔ながらのこのやり方。お米の接着剤「そっくい」は強力すぎない分、修理で全体をバラしたいときにはちょうどよいのだそう。それに何よりも気分がいいですよね、食べられるものを使っているのだから。←実際原田くんはむしゃむしゃと食べていた(笑)


こういうので板と板をくっつけています。お米ってすごい。



そっくいでくっつけたものをこうして削ります。



トントントン。銅たがをはめているところ。


お店に長く展示していた飯切も調整してもらいました。こうして手を掛けてもらうといっそう愛着が増しますね。展示品だから実際に使ってはいないのに、こういう気持ちになるんだなぁ。「うちの子」という感じ。


ほほぅ(みんな真剣)。



原田くんが独立するときに誂えたという藍染の半纏。司!樽!
かっけー!

樽桶展、10月5日(土)までです。みなさま、お待ちしております。

※jokogumoでの実演は本日限りですが明日は代々木上原のmirayneさんにて12:00〜15:00まで実演される予定です!


| 樽桶展 | 19:20
司製樽『樽桶展』 明日から! 




jokogumoでの徳島、司製樽の樽桶展は明日から4日間。お櫃に桶、飯切など、普段並ばないサイズのものも揃いました。明日には味噌樽、漬物樽も届きますよ。

味噌樽は写真がないのが申し訳ないのだけど、5合サイズのお櫃を縦にふたつ並べたような感じでしょうか。ちょっと珍しい縦長タイプです。お味噌を仕込むときに気になるのはやっぱり一番上の、空気に触れるところに生えてくるカビ!まぁきれいに取り除けば問題ないので構わないのですが、空気に触れる面が少ないほどその心配も少ない、と。スリムなので置き場所も取らないというのが嬉しい人も多いのではないかと思います。

サイズオーダーの相談にも乗ってくれるようなので、木の樽で仕込んでみたかった!という方はこの機会に是非。職人、原田くんの在店は10月2日(水)12時〜19時半。水曜日はいつもより1時間延長して営業しております。時間ギリギリでも大丈夫です。お仕事帰りの方もお待ちしております。

司製樽『樽桶展』
10月2日(水)〜5日(土)

10月2日(水)は職人の実演、修理相談+受付が19:30まで
それ以外の日は通常より30分延長の、19時までの営業です。


荷物と一緒に届いたすだち!徳島〜。


| 樽桶展 | 13:38
お櫃と道具選び




新米の美味しい季節です。美味しいご飯をもっともっと美味しく食べるための道具、お櫃。使い方はとっても簡単、炊き上がったご飯をそのままお櫃に移すだけ!

ほわ〜っと湯気があがり、炊きたてのお米の香りと木の香りが広がります。そうしてうっとりしている間に木がご飯の余分な水分をとり、ちょーうどいい具合に調節してくれる。ちょっとくらい水加減を失敗しても、お櫃に入れて置くと帳尻を合わせてくれるというなんとも頼りになる存在です。

お櫃って、正直必ずしも必要なものではありません。今は保温機能つきの炊飯ジャーがあるから入れっぱなしにしておけばいいわけだし、お櫃を使うと洗い物だって増える。でも、もし仮に今使っているお櫃が使えなくなったといしても、やっぱり私はまた手に入れたいなぁと思います。

あのご飯を移したとき、飯椀によそうとき、そしてお櫃に入れたご飯ならではの美味しさを噛みしめる幸せ!その権利(?)は一度手にしてしまうとなかなか放棄できない。

もちろん私だってご飯を炊いてもお櫃に移さないことはあります。「今日はもういいや。」って具合に。洗い物を増やしたくないときだってあるし、じめっとしている日にはなんとなくやめておこうと思ったり。肩肘張らずに、使いたいときに使うのでいいと思う。もちろん毎日使いもいいし、普段忙しくて気持ちの余裕がない人はたとえば『週末はお櫃の日』というのもイベント的でたのしいと思う。

使わない選択もあるし使う選択もあるって、贅沢なことだなぁと思います。
私たちの周りには本当にいろんなものがあります。それしかないから使っていた時代もあるし、それすらない時代もあったと思う。でも今は自分がどう暮らしたいか、そんな基準でモノ選び、道具選びが出来る時代。

お櫃を使う人も、もっともっと増えてもいいんじゃないかなぁと思います。10月2日(水)は樽桶職人がjokogumoに在店しています。今は買わないけど、興味がある。という方も是非是非見に、そしてお話を聞きにいらしてください。

司製樽 樽桶展」
10月2日(水)〜10月5日(土) 
12:00〜19:00
※通常営業より30分延長して営業いたします。

10月2日(水) 司製樽原田さん実演+修理相談(受付)
※2日(水)は19:30まで!

| 樽桶展 | 18:45
jokogumoの定番お櫃のはなし




どのお櫃をお店に置くかで悩んでいた頃、独立前の原田さん(地元の製樽工場にお勤めでした)のつくるものはその選択肢のひとつでした。丁寧なつくりで、いいなぁと思っていたのだけど、決め切れなかったのはその材料を地元徳島ではなく木曽から仕入れいていることが引っ掛かっていたから。もちろん、それがダメだということではなくて、むしろ木曽は素晴らしい木材の産地です。ただ、その土地とその土地で採れるものを材料にした手仕事を大切に考えてきたjokogumoには、もしかしたら別の選択肢が残っているのではないかという思いが捨て切れなかったのでした。

でもあるとき、その原田さんが様々な事情から、樽桶職人として独立することになったという話を聞きます。家業を継いだわけでもなく、ひょんな出会いからこの世界に足を踏み入れ、人一倍勉強し手を動かし技を身に着けてきた20代の若者が、自分の力でやっていくのだという。

廃業する人はいても新たに独立する人っているの?というような、他の手仕事に漏れず樽屋にとっても本当に厳しい時代です。それを、やるのだというのですよ。

そもそも樽屋はどこの町にも一軒はあるものでした。でも今はどうだろう。あんまり考えたくはないけれど、いつか原田さんが四国最後の樽桶職人になる日が来るかもしれない。それでも、この徳島に一軒は残っている、と。そうなったとき、そのことがいかに大切であり重要であるかを想像するとjokogumoにとって別の選択肢はもうないな、と思いました。いや、もうjokogumoに並べなくてどうする!という感じ。

そうして徳島を訪ねたのが今年の1月。jokogumoはいいお櫃に出会えたなぁと、原田さんと実際に会ってお話をしてみて、私は改めて感じました(その話も展示までにblogでご紹介したいです)。

jokogumoの定番として扱うことを決めた司製樽、原田さんのお櫃。いったん並んでしまえばもうずっと前からあったみたいに、妙にしっくりとお店に馴染んでいます。


樽桶展
10月2日(水)〜5日(土)
※2日は終日原田さん在店です。←樽桶製品の修理相談(受付)やってます。


| 樽桶展 | 18:39
司製樽 樽桶展

しばらくblogの更新が滞っておりました;
実は1週間ほど実家の香川に帰省していたのですが、その間にご来店くださったかたより「blog、最近更新されてませんね」というご指摘をいくつかいただいていたとのこと(お店番さん談)。あやー!すすいません!という気持ちととにも、「そんなふうに言ってくれる=blogを読んでくれているということ。ひゃーん、ありがとうございます!」などと少し喜んでみたりする私。いやいやいや。

香川でのお話は今流行の『先送り』にするとして、もっと急がなければいけないこと。そう、それは「司製樽の樽桶展」のお知らせでございます。




来る10月2日(水)〜5日(土)、いつものjokogumoで定番として扱っているお櫃の作り手である司製樽さんの展示会を開催いたします。竹たが、銅たがそれぞれ2サイズのお櫃のほか、桶や飯切りなど普段並ばないサイズも含めたフルラインナップです。

お櫃を店に並べるようになってよーくわかったのは、「欲しいなぁ」と思っている人が思っていた以上に多かったこと。お店ではたくさんの方が「あっ、お櫃がある。」と手に取ってくださいます。そして口にするのは「お櫃、いつか欲しいんだけど...」という言葉。

それ、ものすごくよく分かる。私も、「お櫃、欲しいなぁ」と思ってから実際に手に入れるまで随分とかかったから。それなりに場所を取り、頻繁に買い換えるものでもない生活道具って、急にそのハードルが上がるのですよね。長く使うものなのだから納得のいく買い物がしたいのだけど、正直何を基準にしていいのかもよくわからなくて、いろいろ見てまわるのだけどえいっと思い切れない、という。

それとは別に、いつかお店でも扱いたいなぁと考えていた私はそれをどれにするのか決めるのにもさらに何年かかかりました。姿かたちはもちろん、杉にさわらといった素材の違いや竹や銅などたがの違い、価格。自分が随分と悩んだように、きっとお客様も悩んだ上で決定されるはず。何年後になっても、「あのときjokogumoでよい出会いがあってよかった」と思ってもらえるようなものを、よりjokogumoらしいセレクトで並べたかった。

そうして作り手を訪ね、「よし、この人の作るこのお櫃なら。」と納得して決めたのが徳島の若手職人原田さん、司製樽のお櫃でした。(今は山崎さんちの新米と気持ち良さそうに並んでいますよ。)

原田さんのこと、それからお櫃のことなどはこれから展示までの間少しずつblogで紹介していきたいと思います。

あっそれから、大切なお知らせがあるんだった!

10月2日(水)は作り手の原田さんと、原田さんとともに商品作りに携わってこられた徳島のゆかい社中そらぐみの池上さんが終日在店です。原田さんは簡単な実演をしてくださるのと、樽や桶の修理相談も。どこに修理に出せばいいのかわからずに家で眠らせている桶やお櫃、ありませんか?原田さんが作ったものでなくても構いません。この機会に是非お持ちください。

10月2日(水)はお仕事帰りの方もお越しいただけるよう、19時30分までOPENの予定です。また、当日来られない方は前もってお預かりすることも可能です(10月2日に原田さんに見てもらい、修理が可能かどうかや代金についてご連絡いたします)。お気軽にご相談くださいませ。

それではみなさま、どうぞどうぞお楽しみに!



「司製樽 樽桶展」
10月2日(水)〜10月5日(土) 
12:00〜19:00
※通常営業より30分延長して営業いたします。

10月2日(水) 司製樽原田さん実演+修理相談
※2日(水)は19:30まで!


| 樽桶展 | 17:34






CALENDER
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
Twitterボタン