... 別冊よこぐも手帖 ...

  くらしの知恵と道具 jokogumo−よこぐも− 
春を待つ会津より、ただいま

週末、久々の会津に行ってきました。奥会津の三島町ではいつもこの時期に全国編み組み工芸品展というのがあるのですが、震災の年に行けなかったのを除いてほぼ毎年通っています。

今年はどうしよう(子が小さいため)。行く、行かない。悩んだのだけど、展示を見て、お世話になっている作り手さんにお会いするjokogumoにとって大切な旅のひとつであり、また店の今シーズンの編み組み品の品揃えを左右する仕入れ旅でもあるわけで...。うーん。

うーん・・・。



悪い母をお許しください!息子に夫よすまぬ、行ってきます!
ほんまに悩んでたんか、という疑問はさておき、子を夫に託し初めての泊まりの出張に出掛けたのでありました。



仕入れについて。今回米とぎザルはあまり多くありませんが(5〜6月頃には少しまとまって届く予定)、マタタビはバッグや大き目のザルなど、定番ではないけどいいものを選んできました。蕎麦ザルは多めです。必ず必要な道具ではないけれど、お蕎麦好きが家族にいるという方には心からおすすめいたしますよ。

ほかには個人的にも欲しいと思っていたあけびの四角いかご。くるみのバッグも使いやすそうなものを何点か。普段あまり並ばない形の根曲がり竹細工や、ヒロロやモワダという草を使って編んだ小物も仕入れました。写真を撮っていないのであまり盛り上がりませんが、届いたら「わぁ♪」と思っていただけるよい仕入れが出来たように思います。どうぞご期待ください。



いったんかさが減ったという雪も先週火曜日からの寒波でまたどっさり。奥会津に向かう道の両側には雪の壁!

建物の上にもこんもりと。(めっちゃ大変な顔してるようにも見える)



そんな奥会津をあとに、さぞかし大変だっただろうと会津のお酒を手土産に帰ってみると「夜もぐっすり寝たし昼間も機嫌よく遊んでたよ〜。」と夫。そして笑顔で迎えてくれた息子。なんと孝行な!ふたりに支えてもらった出張でした。男たちよ、ありがとう。

荷物が届きお店に並べられるようになったらまたお知らせいたします。


| いってきますとただいま | 21:29
初夏の北東北より、ただいま(盛岡プチ情報)
書きかけだった、旅の後半(の前半)をUPしておきます。盛岡のお知らせメインですが...


旅の後半は盛岡です。帰省(夫の実家)を兼ねて、自分で作った盛岡案内冊子「行ってみたいトコロ盛岡」の内容についてのパトロールやら、作り手との打ち合わせやら。

行ってみたいトコロ盛岡でご紹介しているお店の情報にはいくらか変更点があるので、そちらも合わせてお知らせしておきます。



まずはcartaさん。空間も音楽も、飲み物も、全部合わせてとっても心地のよいカフェ。2013年に改訂版として発行したものに新しく始められた朝営業のお話を追記していたのですが、現在モーニング営業はお休み中。

定休日 毎週水曜と最終火曜 (出張などで不定休もあるのでHPにて確認を)
営業時間 11:00〜20:00 


それから、国産小麦と天然酵母にこだわった「」さん。前は(うちが言うのもなんだけど)とってもとっても小さなお店だったのですが、この度移転されて随分広くなりました。パンの種類も増え、イートインも出来ます。ヘルシーなサンドイッチとオーガニックな飲み物を是非!神楽坂にもこんなお店、あったらいいのにな。

020-0024 盛岡市菜園1−6−9 菱和第10ビル1F
019−623-2702
定休日 日曜日・第3月曜日
営業時間 9:00〜18:00


それから、写真はちょっとないのだけど丁寧でやさしい味付けが魅力の小森さん。しばらくの間休業されているのだそうです。お店そのものはありますので、またの営業再開を楽しみにしたいですね。

以上、「行ってみたいトコロ盛岡」を手に盛岡に行こう!というご予定がおありの方には特にお知らせしておきたいblogでした。

※行ってみたいトコロ盛岡は、現在jokogumoのお店と、盛岡のさわや書店さんで取り扱いがございます。さわやさん、いつもありがとうございます!



| いってきますとただいま | 14:52
初夏の北東北より、ただいま(前半)

会津木綿展の告知前まで、なんだかずいぶんblogの更新を怠っていましたが、実は11日(日)より5日間の日程で岩手と青森に行ってきました。

日曜日は一番早いはやぶさ(6時台)に乗って。これだとなんと8時45分には盛岡に到着なのですよ。東北、行ってみたいけど遠くて...と思っている人は案外多いのですが、かなり近いです。これからは日の出も早いし、朝一番の新幹線で東北に行ってみるのは本当におすすめ。


せっかくなので、ざざっと旅のご報告。


今回は盛岡についてすぐにレンタカーで県北に向かいました。雲ひとつない青空にそびえる岩手山!なんとも美しい眺めでのっけからテンションがあがります。

目指すはjokogumoでは定番のすり鉢を作ってくださっている泉田之也さんのおられる野田村です。野田村はあまちゃんでおなじみの久慈からも近い沿岸にあります。震災の年に伺ってからちょうど3年ぶりくらい。


道中、思いがけずほうきを作っているご夫婦に遭遇しました。

自分たちでほうき草を育て、ほうきにしているのだそうです。そのほか、竹細工もやるし、炭焼きなんかもされるのだとか。丁寧なつくりでかわいらしいサイズのほうきを早速いただくことにしました。

仕入旅に出掛けるときは、探しているものがあっても空振りに終わることだってあるので、こういう偶然の出会いに恵まれるのはとてもありがたいし、うれしい。


このあと泉田さんご夫妻と合流したのですが、そのときの写真が全然なかった;代わりと言っては何ですが...

海鮮ラーメン(透明の海鮮だしが美味!)と

のだ窯(泉田さんの窯)を拠点に自由に暮らしている猫ちゃん(笑)。

少しは餌もやるとのことですがほとんど自分で狩りをするのだそうです。モグラとか、鳥とか...。なんともたくましい猫です。

※しばらく欠品しているすり鉢は、来月には入荷の予定です



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| いってきますとただいま | 13:53
奥会津より、ただいま

雪国の冬の玄関に長靴ばかりが並ぶ様子が好き。


久々の更新になってしまった。
先週末は今年初めての会津出張でした。本当は先月にも行く予定だったのだけど、例の大雪で行けなくなってしまったのでした。まさかの大雪に見舞われた関東とはうってかわって、会津は例年の半分くらいの積雪なのだそうです。確かに、この時期だとまだまだ屋根とそこから落ちた雪が繋がっているような光景をよく目にするけど、もう少しすっきりしていたような。

さて、今年最初の会津での編み組み品の仕入れ。このことろ山葡萄細工を検討される方も多いのでいいのがあれば多めに!と張り切っていたのですが今回それは叶いませんでした。バッグは少し仕入れだけど、ご要望のあったお弁当箱はなし。うーん、残念!

そのかわり、あけび細工はいつもより多めです。しっかりとしているけど重くなく、定番として長く使えそうなバッグ、それからパンカゴによさそうなもの、収納に使えそうなものなどなど。まだ到着はしていませんが、ある程度揃ったらまた「かご展」的なものをやろうかなぁと考えています。ゆっくり選んでもらいたいから、予約制なんてのも面白いかも、とか。どうだろう。

それからマタタビの蕎麦ざるもサイズ別に今年はたっぷりあります。準備が整い次第、ウェブショップにも掲載できそうです。どうぞお楽しみに。


そしてこちらは自分用に買ったソリのミニチュア。炭俵を載せたところまでとってもうまく再現されていて、かなり気に入っています。昔はこういうソリに木材や薪、炭などを積んで雪道を運んでいたのですね。前にすっと伸びている棒がハンドルになるでしょうか。

昔、炭焼きは「稼げる」仕事だったそうです。マタタビ細工でお世話になっているおじいさんも若い頃は炭焼き職人で、技を学ぶため品評会で上位の職人を随分遠くまで訪ねた話をしてもらったことがあります。人に指導が出来るほどの腕前だったけど、「炭の需要がなくなってしまってダメになった。」と寂しい顔をしてたっけ。

こんなソリで運んでいたのかな。今度聞いてみよう。奥会津、やっぱり好きだな。道具もそれにまるわる話も、全部。次に行く日が待ち遠しいです。


| いってきますとただいま | 16:05
岩手より、ただいま。




「いってきますとただいま」のカテゴリー、前はどこかに行くたびに載せていたのに去年は途中からさっぱり更新できないままだったなぁ。旅の余韻に浸ることもしないで、あれもこれも!たまっている仕事を片付けねば〜!という感じでバタバタと過ごしてしまった。

旅のこと。こんなところがあったとか、こんなことがあったとか、そういうのを書き留めていくのが好きで、わざわざそういうカテゴリーも作っているのに。好きなことが好きなペースで続けられるような、そんなマイペース(を掴んだ)な年にしたいな、今年こそ。

写真は夫の実家のすぐ近くのりんご畑。こんこんと降る雪の元旦に、義弟と甥っことうちの夫婦で散歩しました。ずぼっずぼっと長靴を埋めながら歩き進んでいると、何ものでもない、自然の中の極々一部でしかない自分。みたいなもの(言葉にすると)をダイレクトに感じ、それが大変心地よい時間でした。人はやっぱりこういう時間が必要なのだと思います。



散歩の途中で夫が後ろから撮っていた。
雪国に住む小人みたい(笑)。


| いってきますとただいま | 14:28
奥会津より、ただいま。(第27回ふるさと会津工人まつり)




いやー、私、4月から6月にかけてちょろちょろしすぎました。blogはなんと今月初めての更新。やり方忘れるかと思いました。

写真は、こないだ行って来た奥会津。緑がとっても美しい季節です。ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、毎年6月第2週の土日は山葡萄細工やヒロロ編みなどで有名な三島町にて『ふるさと三島工人まつり』が開催されます。

これはものづくりをする作り手(=工人)が160にも余るテントを構えるクラフトフェアなのですが、ほかのどのフェアとも違うのは、かごやザルなどの編み組み品の数がすごいこと、それからテントを出す作り手に地元のおじいちゃんおばあちゃんが多いこと。また、ブナ林の木漏れ日の中ふかふかの落ち葉を踏みしめながらテントをまわるという心地よさも特徴のひとつです。

回を重ねるごとに来場者も増え、27回目の今回は記録更新の26,000人!ちなみに、三島町の人口は1,900人ほど。道案内、駐車場への誘導、シャトルバスの運行なども、町の人がメインにがんばっていて、しかもスムーズ。これっぽっちも不満を感じさせず、とにかく頭が下がるばかりです。今頃ぐったりしているのでは?三島町の方々、いつも本当にありがとうございます。

私はというと、今回もまたいつもお世話になっているつくり手さんに会ってお話をしたり、お願いしていたものを受け取ったり。来場者が多かったので、仕入れ目的で大量に購入することはちょっと遠慮してしまいましたが、珍しいものや素敵なバッグなど、よいものを少しずつ選んできています。

店頭に並べるにはまだもう少し準備が必要ですが、せっかくいろいろと揃っているので定番以外のカゴだけを集めてうえぐも(移転前の坂の上の小さなjokogumo)に並べるものいいかなぁと考えています。

誰がどんなふうに作っているものだとか、その土地のこととか、作り手のエピソードなんかもお話できますし。見た目でパッと選ぶのもよし、ものの背景を想像したり、感じたりしながら選ぶのもまた、いいもの。


会場の様子は続きに少し。こんな雰囲気です。

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| いってきますとただいま | 17:30
奥会津より、戻りました。


雪どけの奥会津より、戻りました。
この季節、やっぱり好きだなぁ。春の喜びがあっちからもこっちからも。真っ白な雪景色の中に見る動物のあしあと、ぽたぽたと屋根から落ちる雪解けのしずく。力強くなってきた太陽の光を受けた、森の樹々からのびた影と雪とのコントラストは美しいファブリックのようでもあり。

写真に撮ろうかとも考えたのだけど、きっとこれは、言葉で伝えて想像してもらうのがいちばんだと思った。写真に撮りきれなければ、言葉でも言い表しきれないのだけど。それでもきっと、人の想像力だけはそれらをカバーしてくれるはず。

珍しく早起きして見た東の空には茜色の朝焼けが広がっていた(これだけ写真撮りました)。



今回の仕入れはあけび細工が多めです。くるみのバッグもとてもいいものがいくつかありました。それからいつもはあまり入荷しないような山葡萄やマタタビの蓋物なんかも。

20日〜24日に開催の、きたのまりこさんのアクセサリー受注会は久々のうえぐもで。このときに合わせて少し珍しい編み組みも一緒に並べられるといいなぁと思っています。


| いってきますとただいま | 17:36
雪どけの奥会津へ、行ってきます。




先月行ったところなのですが、今月もまた奥会津です。冬の間に作られた編み組み品の仕入れでございます。いい出会いがありますように!

先月はおじゃましなかったつくり手さんのところに電話をしてみると、このところ暖かな日が続いて、ようやく雪どけの季節がやってきているそうです。

この季節の野山のエネルギーはすごい。どんどんと雪が溶け、あちらこちらで水の流れる音がする。ぽたぽた。ざぁーざぁー。ごぉーごぉーごぉー。
そしてまだ残った雪の下からも、いろんな生命の声が聞こえてくるよう。早く、早く!早くこの雪から出たーい!って。冬はあんなに静かなのに、その分みんな騒ぎ出す感じ。

1泊ぽっきりなのでやや慌しい旅になりますが、自然のエネルギーをぎゅぎゅっといただいて私も充電してきたいと思います。温泉入って、早く寝るぞ〜。

留守の間も神楽坂店はお店番をお願いしているので通常通りOPENしています。プシプシーナ珈琲の豆4種にショウガトウ、小匙の美味しいサブレにビスケット、それからお待ちかねのロシアビスケットも入荷していますよ。

※メールの確認、ウェブショップのご注文内容確認は17日以降となります。お待たせをして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。

それでは、いってきます!

| いってきますとただいま | 21:27
雪の奥会津より、ただいま。




前日までバタバタとしてしまい行ってきますも言わないで(blogで)行ってしまったのですが、日曜日の営業を終えてから、編み組みのつくり手さんを訪ねて奥会津へ行ってきました。

私がいつも訪ねるようなところというのは豪雪地帯の中の豪雪地帯で、特別豪雪地帯の指定を受けているような場所なのですが、とにかく雪、雪、雪。

「そんな雪の中、よく行きますねぇ!」と驚かれることもよくあるのだけど(地元の人にも「雪の中まぁーよぐ来たなぁ」と褒められ?る)、なぜか引き寄せられるみたい。雪なんて1年に1回積もるか積もらないかという場所で生まれ育ったのに、何でだろう。雪がたくさんあるうちに行かなきゃ、という気持ちになる。すごく不思議。きっとDNA的な、何かの記憶があるに違いないなんて、自分では思っているのだけど。(北国の人かと思った!ともよく言われるし)

今日の写真は、いろんな風景をカメラで切り取ってきた中のひとつ。ここの土地の姿がぎゅっと詰まった1枚だと思う。圧倒的な自然を前にして、人間は本当にちっぽけだ。こうしてせっせと雪かきをしても、またそこに雪は舞い降りてくる。忙しくても忙しくなくても、元気でも元気じゃなくても、そんなことはお構いなしに。

そして、対峙するでもなく、かといって打ちひしがれるわけでもなく、雪が降るのと同じように、太陽が射すのと同じように、人は暮らしを営んでいる。

種を撒き、川魚を掴まえ、山菜を採る。雪をかき、かごを編み、糸を紡ぐ。
かつては誰もがそんな暮らしをしていたことを、思い出させてくれる場所。


今回は山葡萄のバッグとマタタビ細工のものをいくらか分けていただいてきました。葡萄のバッグはA4が入るような少し大きなものも。また写真撮りますね。どうぞお楽しみに。


| いってきますとただいま | 19:41
福島横断旅


先週の山形に引き続き、今度は東京→会津→いわき→東京というラウンド旅(しかも1泊2日!)でした。福島はいつも会津ばかりで、浜通りは初めてだったのですが、会津→いわきの遠いこと!いわき→東京と同じくらいの時間が掛かりました。福島、広い!

いわきではjokogumoとしても付き合いがあり、また友人でもあるomotoのふたりの記念すべき地元での初個展!「夏の色、夏の空」に行ってきました。包丁に服。いいなぁ欲しいなぁと思うものがたくさんで、時間を忘れて何度も何度も手に取って眺めてしまった。

今月末からは東京に巡回ですよ。omotoのもの、欲しいなぁ、見てみたいなぁと思っている方は是非!

それから、会津では編み組み品の仕入れと修理の依頼をしてきました。今回の仕入れはあけび細工がメインです。前に仕入れたときも人気だった盛りかごや、それからなんと花結びの山葡萄のバッグも。小振りでとっても可愛らしい!

駆け足だったけどいい旅だったー。というか、新しいお店に引越しする前に出掛けておこう!と張り切ってあちこち行ってますが、お店が休みのときに出歩く→新しいお店の準備はかどらない→引越しできない。あはは;

それでもこっちの小さなお店も今月いっぱいくらいとなりそうです。そわそわ。


| いってきますとただいま | 18:12






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