以前に載せた、庭の謎のふきのとうの話。写真を人に見せたりして情報が少しは集まったのですが、山菜に詳しい人も「ふきはふきでも苦くて食べられないやつじゃないか。」「普通は食べない種類じゃないか。」という話だった。
え〜、そんなぁ。
「いつか自家製ふきのとうが食べられちゃったりするんだろうか♪」と2年前からひそかに楽しみにしていた私はどうにも諦めきれずにいたのでした。
そうしてしつこく様子を観察していると、ななんとだんだんとふきのとうらしくなってきたではありませんか。中に花の蕾が見えるようになって、確信。これは天ぷらとかにして広く食べられているふきのとうに違いない、きっとそうだ。そして決意。
「食べましょう。」
なぜそこまで食べたがっているのか自分でもよくわかりませんが、食べないことには納得できない(笑)。
この日はちょうど日本酒に合うというチーズを買っていたので、そこに通ずる感じ(?)を目指し、ふきのとうとしらすの味噌入り豆乳クリームパスタなるものにしてみました。ソースを作って味見してみる。わぁ〜普通にふきのとうの味!苦味が美味〜。春〜♪
まさか本当に庭に植えたフキからふきのとうが出てきて、それを食べられる日がくるなんて。謎も解け、大満足でございました。次はタンポポが出る頃に、タンポポの葉っぱサラダだ!
新しく入荷している喜界島の旬の黒砂糖。粉にするか固まりにするかは悩むところ。飲み物やお菓子には粉が便利だし、固まりだとおやつ的な感じも楽しめるし。
粉はヨーグルトにふりかけ、トッピング的に混ぜずに食べるのが好き。それからあとは、パンにバターを塗って、その上に黒砂糖をふりかけてトーストに。写真は食パンですけども、バゲットなどもよい。
こんがり焼いて、簡単ラスクの出来上がり。お砂糖が少し固まりでかかったところがまた美味しい〜。今朝はコーヒーとこれにしました。
※コーヒー豆にショウガトウはあとわずかとなりました。また後日再入荷出来るようにいたしますが、これらを目掛けてご来店の際は、お手数ですがあらかじめお電話などでご確認いただくのがよいかと思います・・・。(どうぞお気軽に!)
どうぞよろしくお願いいたします。
jokogumo 神楽坂店 03-5228-3997
2年くらい前になるのかな。ある方に分けていただいた根っこ付きのふき。「どこでだっていくらでも増えるんだからー」ということで、庭の端っこのほうに植えてみていたのでした。
いつかモリモリになって庭で採れたふきが食べられる日がくるんだろうか。という淡い期待を胸に抱きつつも、何の世話もせずにほったらかしなのですが、大きくはないものの数は少しずつ確実に増えています。
で、今日。
「まさかふきのとうとか出てきちゃったりしてないよね〜。まさかねぇ〜。」と何気なく見てみると・・・
こっこれは、もしや!もしや!ふっふきのとう?
いや実は私、ふきのとう自体を初めて食べたのも大人になってからで、人にいただいたりお店屋さんで見かけるだけで、生えているところは見たことがないのです。
これはあの、天ぷらにして食べているふきのとうと果たして同じものなのだろうか。こんなふうにして茎の脇から出てくるものなんだろうか?まだ先の方もぎゅっと閉じられているので、本当にこれがつぼみなのかちょっと疑いの目。もう少しだけ開く気配になってくると確信できると思うのだけど・・・。知恵がないって困ります。
早く確信を持ちたい。そしてこれを、食べてみたいの。
このところ身体の冷えをじわじわと感じます。もう芯が冷えている感じなので、いくらタイツや靴下を重ね履きしても、服をたくさん着込んでもダメ。
やっぱりちゃんと内側から温めないといけないのですね。根菜たっぷりのお味噌汁やらスープやら、努めて食べるようにしています。
それから、ジンジャーシロップも作りました。
シロップを作ったあとの生姜はお醤油とお酒を足して佃煮に。生姜はもともと甘く煮てあるので、簡単に出来てしまうのです。我流ですが、なかなか美味しくできます。
その佃煮のため、シロップ作りのときはスパイスを入れずシンプルに。とはいっても、私は基本的にスパイス好き。だから、生姜を取り除いたあと、シロップだけの状態にしたところへシナモンやらペッパーやらカルダモンなどのクセのあるものを入れてもうひと煮します。
スパイシーなジンジャーシロップも、ご飯によく合う生姜の佃煮も、どちらも楽しめておすすめ。これで冷えとりだ!
ゴーヤー、きゅうり、プチトマト、みょうが。
今うちで採れているもの。
暑くてお買い物に行く元気が出ないときは、庭にあるもので済ませる!何と便利でありがたいことよ〜。
ゴーヤーは、緑のカーテンを作りたくて3本植えました。地植えではないのでそう勢いははないものの、暑さに負けずたくさんの実をつけてくれています。チャンプルーにはもちろん、食欲のない朝のジュースにも入れます。そろそろいっぺんにいくつもの実が収穫期を迎えそうなので、それは鰹節をたっぷり入れて佃煮にしよう。苦味が美味です。
きゅうりは浅漬けにしてボリボリと。今年の夏はお漬物がおいしくておいしくて、普通につまみ食いとかしています(笑)。無性に食べたくなるのは、やっぱり体が塩分を求めているのだと思う。「みなさん適度な塩分を採りましょう」なんて、ニュースで言われなくても、体の感覚というのはうまく出来ているんだなぁと感心。
さて今日は何を食べようかしら。
8月も暑いは暑いですが、先月に比べると風が温風ではなくなったような気がします。家中の窓を開けているとびゅうと風が抜けて気持ちがいい。
今日行っていた八百屋さんには立派な夏野菜がたくさん。いろいろと選んで帰りました。
その中のひとつ。枝豆!土から引っこ抜いてそのままいくつか束にしたようなのが安くで出ていたので、2束買ってきたのです。いやっほぅ。
音楽をかけ、家の風の通りがよいところに座り、チョキチョキとバラしていく。こういうことをしていると、自分がいかにこういう時間を好んでいるのかがよくわかる。
でも『こういうの』を指す言葉って何だろう?料理とも違うし、下ごしらえとも違って、うーん。よくわかりませんが、とにかく枝豆をバラしたり、くるみの殻を割ったりだとかそういうの(笑)。作業?ざっくりしすぎかっ。
今日もじっとりと暑い1日です。
うだるカラダとキモチをシャッキリさせたくて、お抹茶を点ててみる。
お菓子は盛岡で買った、長澤黄精飴店の黄精飴と葡萄飴。
うちの食べものカテゴリーというか、奥会津で見つけた食材。打ち豆。
大豆や青豆などに水を含ませ木槌で叩き潰し乾燥させたもので、このあたりでは昔からよく食べられているみたいです。このままお味噌汁に入れたり、炒め物にも使えるのだそう。初めて知りました。
豆はそのままでも保存がきくのに、何でわざわざ潰してあるんだろう?疑問に思って地元のおばあちゃんに訊ねてみたのだけど、「田舎の保存食だナ」と明確な答えは得られなかったため、調べてみました。
するとどうやらこれは保存のためというよりは、保存しているものを手軽に使うためだったようです。豆類というのは普通前の晩から水に浸けておいて、それをコトコトと時間を掛けて煮て使います。でも平たく潰された打ち豆にその必要はなし。
冬の間すっかり閉ざされてしまうひと昔前の雪国というのは、当然限られた種類の保存食材をメインに冬を乗り切っていたわけで、栄養的にももちろんだけど、青みのものが手に入らない中、青豆などは彩りとしても重宝し、使用頻度も高かったのだろうと思います。それらをいちいち時間を掛けないで、他の根菜類なんかと同じようにそのまま手軽に炒めたり炊いたりするための知恵、だったのですね。すごい!
奥会津では「豆はじんちゃ(じいちゃん)が潰しだの。」と言っていました。岩手ではくるみの殻を割るのはおばあちゃんの仕事だったと聞きました。
私もおばあちゃんになったら、今では機械がやってくれるようなことでも、こうやってじんちゃみたいに手を掛けて日々忙しくしたいです。
お布団の中はあまりに気持ちがよく、寒い日はどうしても朝起きるのがおっくうです。
寒い朝にはめっぽう弱い私ですが、今日は何となく早くに目が覚めました。そのまま何となく、な感じでクイックブレッド ( 朝ごはんの愉しみ :内田真美さんのレシピ ) を焼こうと思い立ち、材料を混ぜ始めたはいいが、なんとベーキングパウダーが必要な量の半分くらいしかないことが発覚したではありませんか。がーん。
仕方がない。ここは潔く半量でそのまま突っ走ることにした。・・・やっぱりダメですか。普通の2/3くらいにしか膨らまず、ぎゅうぎゅうに詰まった変な食感に焼きあがりました。とほほ。ぺちゃんこのクイックブレッドは全然美味しくなくて、自家製のりんごジャムとおすそ分けのゆずジャムをたっぷり塗ってごまかしましたとさ。